大学では経済学部で金融を専攻していました。勉強もそれなりにしていた方だと思いますが、サッカーサークルの活動とアルバイトに明け暮れていましたね(笑)。今思うと学生の頃は、よくいる大学生の一人であったかもしれません。金融関連の企業に就職したいなという想いは当時ありましたけど、今の自分が想像できていたかと聞かれればそれはできていなかった。転職はしているだろうなとは思っていましたけど。
学生の時から明確にビジョンを打ち立てられればいいのかもしれないですが、仕事をして成長していくことで見えるものも変わってきますよね。そうすると「なりたい自分」も変わってくる。ビジョンがどうって事の前に「何をするのが大好き」という点で就職を考えてみたりするのもいいかもしれません。自分はとにかく忙しく動いているのが好きでした。人と出逢うことも好きでした。だから営業も大好きになった。
地方銀行で10年、外資系銀行で5年。成長し続けたい想いと好奇心が今の会社に逢わせてくれた。
大学を卒業して、地方銀行に就職。窓口にはじまって融資や法人営業など、ほとんどの業務を経験しました。その中でも法人営業は精力的に取り組んでいましたし、仕事をしていて楽しかったのを覚えていますね。そこからもっとチャレンジをしてみたいという気持ちになって外資系でもまれてみたいと外資系銀行へ転職。個人の資産運用のセクションで働いて管理職に昇進。トータルで5年勤めました。
あるとき、新聞に不動産コンサルタント募集の広告を見つけて、それが三光ソフランホールディングスだったんですね。39歳の時でした。新しい成長のステージとして不動産業界もいいかなと。金融に不動産と両方の知識や経験があれば相乗効果もあってまた1つ高みに登れるかもしれない、そんな考えからでした。
面接で高橋社長に会ってみて、圧倒されましたね。こうやって成功してきたんだなということを肌で感じて。あと、社長の話が面白かったんですよね。1代で創り上げてきたからこその説得力があった。この人の近くで一緒に仕事をすることができれば、きっと自分はもっと成長できる、違う自分が発見できると確信して転職を決めまし